ハワイの思い出その1

私のルームメイト「ママ」は、55歳。イリノイ州で高校教師をしている。今回は、夏だけの滞在。途中までになっている修士課程を終わらせるために来た。サマースクールは、通常の学期と違って授業が毎日あり、進むスピードが速い。なので、普段の学期には4,5科目履修するところ、サマースクールでは2科目程度が普通である。しかし、ママは、その倍の4科目取っていた。学期始めから、「私は勉強しにきたの」と気合をみなぎらせるママ。毎日、朝から晩まで図書館で勉強したり、リサーチしたり、ペーパーを書いたり。最終週は、課題が山積みだったらしく、朝の4時まで勉強、7時には起きて図書館、そして授業、という日々を数日送っていた。だんだん、年齢が高くなるにつれて徹夜がつらい、などと思っている私。ママの気合の入った態度には頭が下がる思いだった。イリノイに帰ったママ、すでに高校の新学期が始まっているらしい。休みなく働く彼女は、やっぱりすごい。