SLRF Conference

主に、土曜日、日曜日の2日間で「第2外国語の習得」をテーマにした学会が今年はTCで行われた。今までさまざまな種類の学会に参加したが、今回のは初めて聞いた。プレゼンターの人によると、この学会は生徒が自主的にやっているらしく、専門家の正式なコンフェレンスとしては認められていないらしい。ただ、このテーマのリサーチを発表する場としては、リサーチャーの中ではなかなか名前の通った学会らしい。
私は、今回、いろんな目的もあってこの学会のコーディネートのボランティアをすることにした。とはいって、プレゼンテーションの司会進行をしたり、受付を手伝ったりする程度。思っていたより大変ではなかった。
今回の学会での印象に残ったこと。。。

  1. 私が見たセッションの中で一番印象に残ったのは、同じ修士課程の学生で、修士課程論文の発表をした日本人の人がいたことだった。もちろん、リサーチ内容はそんなに充実していないし、プレゼンの仕方も上手ではないが、聴衆の中には、授業で使っている教科書を執筆したような専門家や、リサーチ経験を積んだ教授などがうようよいる中で、そういった発表をしかも一人でしていこう、としたそのガッツに頭が下がる思いだった。私も、出願のエッセイには、卒業までに学会で発表をしたい、と書いたのだが、果たしてその予定はどうなることやら。。。
  2. いくつかのセッションを出てみて思ったのは、リサーチ結果を発表する際のテンプレートのようなものがある、ということだ。自分がよりそういった文献を読むようになったから気づいたのかどうかはわからないが、これは、将来使える、と思った。