発表会

今日は、母親が持つマンドリン教室の発表会。毎年、この日だけは有休をとって手伝いをする。マンドリンという楽器、ご存知の方は少ないとは思うが、かなりマイナーがイタリアの弦楽器である。日本では、手軽に始められる楽器として、特におばさまがに人気が高い。っが!うちの母親の場合、高校生、大学生の生徒も多く、その数は年々増え続けているように思う。以前は、6時とか7時とかに始まっていたはずの発表会だが、ここ何年かは2時とかそんな時間に始まる。終わるのは9時。なのに、最初から最後まで聞き続ける人がいるのにもおどろきだ。2時から始まるくらいだから、当然リハーサルを入れると朝早くから会場入りすることになる。60歳を超える母、たいした体力だ。本当に小さい時から毎年のように聞いているので、曲の題名はしらなくても、ほとんど知っている曲ばかり。この人いいなあ、と技術の成熟度にかかわらず、「きらり」と光るものを見つけるとうれしくなる。これだけの人をひきつけ、指導を続ける母は本当に尊敬する。「自分の好きなことを仕事にしたい」これが、私の原点だ。

今年を最後にしばらく演奏や生徒さんたちにあえなくなると思うと、ちょっとさびしい気持ちになった。打ち上げで、「NYで演奏会やります!」と酔っ払って口走ってしまったが、どうなることやら。でも、NYでは、余裕があれば、久々にレッスン受けてみたいなあ。