アポロシアター

先日、無料のチケットをもらったので、みかんさんとアポロシアターのショーに行ってきた。無料のチケットをもらった、と思って喜んでいたのは行くまでの間で、行って見たら、その日のショーは誰でも入場無料だった。それは、そのショーが公開録画番組だったから。
なんのショーなのか、よくわからずに行ったが、コメディーショーだった。その中で、アマチュアパフォーマーを読んで客の反応で勝ち負けを決めるというコーナーがあった。アメリカ人は厳しい。下手な歌、気に入らない演奏には容赦なくブーイング。歌っている途中でやめさせられるおじさんまでいた。
そんな中、一人の日本人が登場した。ダンサーだ。ブレイクダンスだけでなく、パントマイムやジェスチャーなどいろんな種類のものを入れて、バックミュージックも昔はやったファミコンスーパーマリオなどを入れてマリオの動きをまねたり、そこにいたアメリカ人たちの心をつかむすばらしいパフォーマンスだった。インタビューされても、英語もほとんど話せずに残念だったが、他に何をしている人だろう、ととても興味を持った。ただ、自分のダンスを見せる、ということに重点を置くのではなく、どうやったら聴衆の興味を引くことができるか、ということをとてもよく考えた構成に、学ぶ部分があり、そういったことを考えられる彼をとても尊敬した。名前がわからずに今後の彼を終えないことが残念だが、また、NYのどこかでパフォーマンスしているところに出会えるといいなと思う。