MAMMA MIA

日本では劇団四季が公演していたミュージカル。ずーっと前から見たいと思っていた。曲は、有名なものを除き、実はそんなに知らなかったりする。ABBAの曲が前提にあって後からストーリーを考えたにしてはよくできている、と思った。
この日は、主役の女性が事情により代役に変更になっていた。代役の女性はニューヨーク大学の演劇学科を卒業したばかりの女性。ブロードウェイデビュー。舞台の幕があがり歌い始めた声は最初震えていた。それが、後半になるにしたがってどんどん伸びのある声に変わってきた。主役としての存在感はいまいちだったが、これから成長が楽しみである。
最後には観客は総立ち、大合唱に体が震え涙が出てきた。観客が役者と一緒に楽しめるミュージカルだった。こういった舞台を一緒に作り出せることはすごいことだと思う。