親子丼

うちの父は、料理をしもしないのに、料理番組を見ては熱心に何か書き留めている。ようは、自分が食べたいと思うものをファイリングしているようなのだ。そして、最初のリクエストは親子丼。最近の「ちゅーぼーですよ」でやっていたらしい。そもそも我が家の親子丼は、かつおだしで作る。その「ちゅーぼーですよ」の親子丼は鶏がらスープを使っていたのが父の目を惹いたらしい。
夕方になり準備をし始めるも、ノートに書いてあった「みりん」がなかった。うちの母にはそもそもみりんを使う習慣があまりない。私も、あまり使わない。「なきゃーないで、酒と砂糖で代用すればいいや」といつものごとく「てきとー」に鶏がらスープと混ぜ合わせて作ってみた。結果は、、、「ふむ、なかなか。」でも、やはり鶏がらスープを利用するとこってりとした濃厚な味になる。それがおいしいともいえるが、私の好みとしては、やっぱりかつおのだし汁の方がいいかな。
食べ終わった後、ふと「みりんがなかったんだよねー。」なんていってしまったものだから、さあ、大変。
ちち:えー、みりんつかわなかったの?どうして?だめじゃん!
さまー:いや、みりんのかわりに酒とお砂糖使ったからたいして味違わないから。
ちち:いや、だめだよー。明日、やっぱりみりん買ってきてもう一度やってみないと。
さまー:どうぞ、ご自分で。
私は、「なければないで適当になんとかなる」をモットーにする母から料理を教わっているので、かなり大雑把な料理をする。父は、やはり普段料理をしないので、そういうことができないらしい。しかも、同じじゃないと「だめ」らしい。さらに、みりんは、もともと酒と砂糖という事実も知らなかったらしい。明日、自分で作ってみるといっていたが、どうなることやら。。。