新しい挑戦

手料理というのは、とかくいい加減なものである。特に、私の母は、適当なもので、適当においしい料理を作るのがうまかった。
そんな母に習った料理を思い出して作ってみたのが、鶏肉の甘辛いため。適当な大きさに切って小麦粉をまぶしていためる。お肉に火が通ったら、用意しておいた甘辛いたれをまわしいれ、全体に行きわかったらできあがり、というなんとも簡単な料理だ。
買い物に行く際、さて、この鶏肉にあわせてどんな野菜を入れようかとあれこれ考えをめぐらし、「安くてちょうどいい量」と考えたら「ねぎ」が候補に浮かび上がった。先に炒めておけば、色も落ちないし、ふむ、これはいい考えだ。
色鮮やかに仕上がってかなり満足。

しかし、ここで問題。実は、私はあまりねぎが好きじゃなかった。いや、別に作る前からわかっていたことなんですけどね。ちょっとぐらいだったら食べられるんですけど、あまらせたくないばっかりに、全部入れちゃったんですよね。写真の見た目はとってもバランスよくできたんですが、結局、最後、ねぎだけ余っちゃいました。。。
今日は、もう1品作ろうと、ゴマ和えを計画。さて、本当は、いんげんのゴマ和えをしたかった。でも、スーパーで発見したのは、大量にパックされたいんげん。いくらなんでも、こんなには食べないだろ。ということで、スーパーの陳列棚を物色。ズッキーニの仲間のスクオッシュを発見。
「これでゴマ和えってどうかな。。。」
短冊に切り、皮はそのまま残し、さっとゆでて作ってみた。
「おっ、意外にいける。」
スクオッシュのちょっとこりこりした歯ざわりと香ばしい瓜の味わいが、ゴマとよく合います。みなさん、ぜひお試しあれ!